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【変わる西神中央】旧図書館が子どものあそび場に変身!

まちのリノベーションを進めている西神中央エリア。今回また一つ、新たに生まれ変わった拠点があります。

それが5月15日オープンの「こべっこあそびひろば・西神中央」です!!

場所は西区文化センターの1階で、前は西図書館だったところ。図書館は、去年10月にできた「なでしこ芸術文化センター」内に移転したので、ここが子どもの遊び場になったんですね。

西神戸医療センターとプレンティの間です

とにかく、詳しい説明は後。百聞は一見に如かず。子どもたちの楽しそうな様子を、広報戦略部ライターのゴウがお伝えします!


温かみのある木の遊び場

まずは写真を見てください。どどーん。どうですか!
「屋内でも自然を感じられるように」とシンボルツリーがあります。

おもちゃや絵本もたくさん。「おすし屋さん」など、お店屋さんごっこができるおもちゃもありますよ!

すべり台やネットのあるアスレチック。

「赤ちゃんコーナー」は他と区切られているので、安心ですね。

こべっこランドとどう違うの?

ね、楽しそうでしょう? 

ところで、神戸市の子どもの遊び場といえば「こべっこランド」。ことし2月にリニューアルオープンしたばかりですが、今回の施設は、こべっこランドとどう違うのでしょうか?

  • こべっこランド・・・市内で1カ所のみ、市中心部にある大型児童センター

  • こべっこあそびひろば・・・市中心部から少し離れた北部・東部・西部に設ける遊び場

という位置づけなんだそうです。本店と支店みたいなイメージですね。
北部には「こべっこあそびひろば・岡場」が、東部には「こべっこあそびひろば・六甲アイランド」があります。

対象は小学校に入るまでのお子さんで、もちろん利用は無料。ただ、安全に遊んでもらうため人数に上限を設けていますので、ホームページから事前予約をしてくださいね。

〈こべっこあそびひろば・西神中央〉

〈広報紙の5月号でも特集しています〉

隣には中高生の居場所も

あそびひろばの隣のスペースには、中高生を中心とした若者のコミュニケーションスペース「ユースステーション西」が。

以前は、建物の中のスペースをパーティションで区切っただけでしたが、今回のリニューアルで独立した部屋に。

机があるので自習できますし、ボードゲームなどの遊び道具、漫画もそろっていますよ(『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』も)!

運営スタッフも同世代の仲間です。最初はみんな恥ずかしいので自習しにやってきて、少しずつ仲良くなっていくそう。学校でも部活や塾でもない、若者版の「サードプレイス」になるかもしれませんね。

西神中央の整備、今どんな感じ?

5月14日におこなわれた両施設のオープン記念式典にて、久元喜造神戸市長はこのようにあいさつをしました。

「市長になって西神中央を訪れたとき、(1982年の)まちびらきから、駅のたたずまいがほとんど変わっていないと感じ、これではいけないと強く思いました。個別ではなく、西神中央全体を生まれ変わらせるつもりで計画を進めてきました」

市長のあいさつを聞いて、ふと思いました。今日のようなオープンの話題を一つ一つ聞いても、西神中央エリア全体が、今どんな状況になっているかは見えにくいですよね。

そこで私は、取材終わりにぐるっと駅周辺を歩いてみました。

①西区役所

まずは、2022年2月に運用を開始した「西区役所」。私は行ったことがなくて、ぶっちゃけ、どこにあるかわからなかったんです(汗)。

場所は、西神中央駅のほうから見て、プレンティ・イオンフードスタイルの左奥。西区役所さん、あなたそこにいたのですか!

日曜なので役所は閉まっていましたが、木を使ったやさしい雰囲気の外観です。この中にも「おやこふらっとひろば」という小さな遊び場がありますよ。

②なでしこ芸術文化センター

2022年10月にオープンした、ホールと図書館が一体になった施設です。

オープン取材時にはなかった、駅からのエスカレーター・エレベーターが完成していて、便利になったなと感じました。そのそばにあるバスロータリーの整備は、まだこれからという感じ。

③プレンティひろば

ついこの間、ことしのゴールディンウィークにオープンしたプレンティ広場。真ん中には芝生広場が、手前にはメッシュの屋根が。柱のツタが屋根に絡んで、日よけ効果を発揮する日が待ち遠しいですね。

④プレンティ(ショッピングセンター)

リニューアルに向けて、この夏から順次「一番館」「二番館」が休業していきます。完成は秋を予定しており、工事の仮囲いのイメージ図を見ると、ワクワクしますね。

スマホ撮影を2枚合わせただけなので、雑ですみません

つまり今年じゅうには、西神中央駅前のリニューアルが完成しそうです!

子どもの頃は、たまに西神中央に行くのが「おでかけ」という感じでうれしかったものです。でもいつの間にか、どこかさみしい空気が漂うようになってきたのを残念に思っていました。

今回の再整備で少しずつ駅前がみちがえていくと、そこを歩く人たちの顔もなんだか明るくなったように感じました。

こべっこあそびひろばのプレオープンに訪れた親子のお母さんが、こんなふうに話していました。

「実家が西神中央なんですけど、今は市の東部に住んでいます。でもこんなにきれいになって、今こそ西神中央に住みたいくらいです(笑)」

まちのリノベーションもラストスパート。もう少しだけ、お待ちくださいね。お楽しみに!

<この記事を書いた人>
ゴウ/広報戦略部 クリエイティブディレクター
神戸市在住のフリーライター。ソーシャル経済メディアNewsPicksや、京阪神エルマガジン社のメディアで活動。神戸市の施策を書いた記事が「わかりやすい」とnoteプロジェクトに召喚され、週1日だけ市役所の「中の人」に。役所ならではの用語や作法に「それ何?」とつっこみながら、どうやって役所のお堅い印象を和らげるか、日々頭をひねっている。
旅とバーとパンダが好き。

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