神戸市が外務大臣表彰を受賞! ラトビア・リガ市との姉妹都市交流で
にゅ、にゅ、ニュースですっ!
神戸市が、外務大臣表彰を受賞しました!!
で、何を表彰されたの?
何で表彰されたのかといいますと、ラトビアの首都・リガ市との姉妹都市交流です。ラトビアにある日本大使館の髙瀨大使からの推薦で、神戸市とリガ市の両者が受賞しました。
8月8日に東京でおこなわれた表彰式では、上川陽子外務大臣から直接、久元喜造市長に表彰状が手渡されました。
授賞式にて上川外務大臣は
「長年にわたり、世界各地における日本外交を力強く支えてこられたこれまでのご活躍に敬意を表するとともに、多大なご貢献に深く感謝いたします」
と感謝とお祝いの言葉を送りました。
姉妹都市はたくさんあるけれど
姉妹都市提携を結んでいる自治体は、全国に山ほどあります。でも姉妹都市であれば外務大臣表彰を受賞できるワケでもないそうで、すごく名誉なことなんですって!
それだけ神戸市とリガ市が、緊密な交流を長く(旧ソ連時代から!)続けていることが評価されたんですね。
「ラトビア国内で日本と姉妹都市(町)を結んでいる自治体がわずか2つであること、神戸市とリガ市が50年にわたり様々な交流を積み重ねたことから、推薦いただけたのではないでしょうか」
とは、国際課職員の談です。
リガでは神戸が知られているのに
以前の記事でもお伝えしたように、リガでは神戸という地名がよく知られているそうです。
王子動物園にいるゾウのズゼがリガから来日したことも、その大きな理由かもしれません。
一方、神戸でラトビアやリガが知られているかと言えば「よく知られています!」とは言いにくいのが現状ではないでしょうか。
なんだか申し訳ないですよね……。だからこそ「もっと知ってもらおう!」との思いで、6月にリガを訪問した際の記事を3本配信しました。
では実際に、神戸でラトビアやリガを感じられる場所はあるんでしょうか?
1つは、王子動物園。ゾウのズゼはもちろん、シベリアオオヤマネコのアル・ベルも、リガ市から寄贈された動物です。
ズゼが神戸にやってきた物語は、王子動物園で当時園長をしていた権藤眞禎(ごんどう・まさよし)さんが『ズゼちゃん大好き』という絵本にして出版しています。
神戸市立図書館で借りて読むことができますよ。
2つ目は、森林植物園にある「リガの森」。北欧原産の樹木が多く植えられています。植物園には他にも、シドニー、ブリスベンなど姉妹都市の生態を模した森があるんです。
次に動物たちに会うときや、森林植物園を訪れたときに「この子たちの故郷リガはどんな場所だろう?」と思いを馳せてみてくださいね。
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