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【神戸に移住した映画監督!】野原 位さん編〜1人目

気になるヒトから気になるヒトへと紹介のバトンをつないでいく形で、神戸市で活動するさまざまな人に出会っていくことを目指す本企画。

第1回は、神戸市役所 広報戦略部の中村紀彦さんから気になるヒトとして紹介いただいた、野原位さんです。

映画『ハッピーアワー』で濱口竜介監督と共同脚本

野原さんのプロフィール

企業PR動画、大学の授業も撮影しています

◎今、やっていること1つ

―今、どんな活動をしていますか。

映画監督という肩書きですけど、普段は会社に所属してその仕事をしています。アプリやウェブサイトを開発するシステム系の会社で、映像制作の仕事も請け負っていて、僕自身はシステム系のディレクションで関わったり、動画撮影をやったりもしています。

―映画とも隣接するようなしないようなお仕事ですね。

ちょっと特殊なんですけど、私が所属しているのは株式会社NEOPA(ネオパ)という会社。ここの役員の高田さんが濱口(竜介)さんと大学の先輩後輩という関係もあって、映画『ハッピーアワー』に出資をして製作の立場で関わられたんですね。それをキッカケにどんどん映画の世界にも入りこんで、その後、『スパイの妻』『偶然と想像』、そして僕の『三度目の、正直』でも出資とプロデュースをされました。ですので、映画との距離も近い会社ですが、普段は企業のPR動画を撮ったり、大学の授業風景を撮影したりということもやってます。目的と予算があってその中でどうすれば一番いいかを考えるという点では、映画と似ているともいえますけど。

基本はテレワーク!?

―ということは、会社には毎日出社されて?

いえ、所在地が東京の会社なので、僕だけ神戸でテレワークなんです。5年ほど前に入社して、その頃からのことですから、ちょっと人より早いテレワークです(笑)。

―ご出身は関東ですよね。『ハッピーアワー』から神戸との縁が始まって、そのまま神戸に住み続けてられますね。

単純に住みやすくて、東京との距離感がちょうどいいなと。そして、神戸は人と人の距離がさっぱりしているのがいいですよね。神戸にはまだまだいい場所がたくさんあるので、なんとかまた神戸で映画を撮れるといいなと思います。

料理もクリエイティブにつながっている!?

◎今、興味のあること2つ

―今、ご興味のあることはなんでしょうか。

料理と農業です。まだ全然やれてないんですけども(笑)。
最近、食糧難といったワードをよく見かけますが、そのたびに、自分で自分の食べるものをつくれない歯がゆさみたいなものが気にかかるようになってきました。あと、若い時は何を食べても大丈夫だった、というと言い過ぎですけど、どんどん翌日に胃もたれしたりだとか、食べる量自体が減ってきたりしていて…、昔はそんなこと思いもしませんでしたけど、今年で39ですから。自分の体のことが思考とも関連するところがあるんだなって考えるようになりました。

―今のところの得意料理ってありますか。

昨晩はゴーヤチャンプルに挑戦しましたけど……炒めものやペペロンチーノとかくらいで。お味噌汁の出汁を煮干しとかつお節でとってみたりってことを、ちょっとずつ始めてみているところです。料理をつくることがクリエイティブにつながっているのは明らかですけど、忙しいとどうしても後回しになってしまいます。

―農業の方はまだこれから。

そうですね。神戸市は農業にたずさわっている若い方も多いじゃないですか。知り合いにもちらほらといるので、そういう人たちにどこかでしっかり話を聞いてみたいと思ってます。

◎今、気になっているヒト

―それでは、野原位さんの気になるヒトをご紹介ください。

紹介したい人!!税理士兼シンガーソングライターのゆしんさん

税理士を本業としながらシンガーソングライターとしても活動されているゆしんさんです。『三度目の、正直』を気に入ってくれて何度かお話する機会があったのですが、どうもご本人の夢としてはマイケル・ジャクソンになりたいのだそうで、そのあたりの発言の真意も気になっています。昨年だったか、アルバムを出されたのですが、そのタイトルが『賛否両論』。歌詞もまた独特でとても興味をひかれるものでした。
また、『三度目の、正直』にも出ていただいたラッパーの小林勝行さんもぜひご紹介したい方で、最初に知り合ったキッカケは、小林さんのミュージックビデオを知り合いの監督(※光永惇さん。小林さんに密着したドキュメンタリー映画『寛解の連続』も監督)が撮るというので、僕が精神科医役でエキストラ出演したんです。
『三度目の、正直』のロケ場所としてお店をお借りした、北野でビストロ「カフェ・ド・パリ」を経営されているエマニュエルさんとも、道ですれ違った際に時々立ち話をするのですが、いつも全国を飛び回っておられるようで気になってます。神戸で映画をつくってみたいんだよというお話をされてるのも聞いたことがあるのでなおさら。

―ありがとうございます! みなさんそれぞれ気になりますが、次回はゆしんさんにお話を伺ってみたいと思います。

++

映画監督・野原位さんからゆしんさんとへ渡されたバトン。
第2回はゆしんさんに気になる人をご紹介いただきます。どうぞお楽しみに!

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神戸市広報戦略部  映画監督
中村紀彦   →  野原位  →

インタビューの様子↓↓

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