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トライやる・ウィーク体験記! 神戸市役所の広報部門で学んだこと。

神戸市西区の桜が丘中学校に通っている僕は、11月11日から5日間、神戸市役所の「市長室広報戦略部」で職場体験をしました。中学2年生の「トライやる・ウィーク」です。


市役所で働く人は1万人以上

神戸市役所は、行く前は、税金のコトとか、住所とかの仕事をしてるだけだと思っていました。厳しくて、怖い人が集まっているイメージを持っていました。

だけど実際に行ってみると、部署の数は百をはるかに超えて、働いている人は1万人以上いると聞きました。びっくりしました!

2日目に黒田慶子副市長の部屋に行きました

行く前の市役所のイメージとは違い、皆さん優しく、何をしても褒められるのは、本当にうれしかった。

広報戦略部では、神戸の魅力を伝えるために日々、試行錯誤を繰り返していました。神戸に住んでいる人やそれ以外の地域の人たちに、「神戸にこんなところあるんや」とか、「こんなことできたんや」と興味を集めるためにやっています。

動画撮影の質問役に挑戦!

僕が体験した中で、楽しかったランキング!

一番楽しかったのは、「動画撮影」です。

神戸市役所では「こどもっとKOBE」というキャッチコピーを使って、子育てする人たちの応援をしています。そのPR映像の撮影&インタビューをさせてもらいました。この動画は、駅とかにある大型のテレビで流れる予定です。

僕はずっと神戸に住んでいましたが、灘区にある坂道から見渡せる綺麗な山や海の景色を見て、知らない風景があることを知りました。

インタビューでは、実際に小さな子供がいるご家庭に協力してもらって、子供が生まれたときに神戸市から届けられる「こべっこウェルカム定期便」が届いたときの感想を撮影します。

なんとここで、質問をする役をやるように言われます。あらかじめ決められたこと以外に、アドリブで質問するのも体験しました。今までの人生で、そんなことをしたことがないから、過去のなかで一番緊張。

↓ 完成動画:開始15秒で僕が一秒出演 ↓

神戸市のホームページの作り方

2番目に楽しかったのは、神戸市公式のホームページについて学んだことです。

神戸市のホームページは、「見た目をきれいに」、例えばベースカラー(今は紺色)を決めて、他の色を使うときも、ベースカラーに沿った色にしています。これによって見やすくなることを学べました。

ただ、見た目はきれいでも、ホームページを見たときに、見ている人がわからなくなってしまい、間違えた手続きをすることがあります。そういう人がいなくなるように、文章や表は中高生でも分るような内容に日々改善していると聞きました。

SNSを使うときも、ホームページを読んでもらうようにして、情報を伝えます。だから、見た人が分かりやすく、見やすいホームページを心がけていました。

記者会見を記者席で体験!

3番目に楽しかったのは、新聞やテレビの記者が来る「記者会見」に参加したことです。

神戸市に電話で質問をするときには、「総合コールセンター」と「代表電話」という2つの電話番号がありました。この2つの窓口が統合され「神戸市お問い合わせセンター」に変わります。

本物の記者さんと同じ空間で過ごして感じたのは、着眼点の違いです。

僕は職員の方が発表している内容を理解しようと、集中して話を聞いていたのですが、質疑応答の時間になると、全くと言っていいほど質問が頭に浮かんできません。

でも他の記者さんたちが、次々と質問していている姿を見て、すごいなと思いました。

こんな貴重な体験ができる職場に、僕を受け入れてくださった神戸市の職員の皆さんに感謝を申し上げます。

そして今回だけでなく、僕が困った時や忙しい時に支えてくださってる先生方、そして両親へ、この機会にありがとうと言いたいです。

<この記事を書いた人>
藤澤 凛音/神戸市立桜が丘中学校2年
トライやる・ウィーク先には、西区にある別の事業所が決まっていたが、なぜか突然受入れが不可に。そこで急きょ神戸市役所の広報戦略部での職場体験が決まったのは、2週間前のこと。
中学校では吹奏楽部に所属し、楽器はトロンボーンを吹いている。どんなウェブサイトを見るのが好きなのかを聞くと、トロンボーンの楽器のページと答えるほど、この楽器に惚れ込んでいる模様。

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