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【気になるヒトの輪・2人目】ゆしんさん←野原 位さん

気になるヒトから気になるヒトへと紹介のバトンをつないでいく形で、神戸市で活動するさまざまな人に出会っていくことを目指す本企画。

第2回は、映画監督で映像の仕事を手がける野原位さんからご紹介いただいた、ゆしんさんです!

気になる肩書きは税理士ミュージシャン

ゆしんさんプロフィール

税理士業はラブ&ピース

―今、どんな活動をしていますか。

1日の9割9分は税理士業だと思います。けど、気持ちは音楽と半々。本職は音楽や! ってずっと言い続けています。もともと20歳からずっと音楽ばかりやってきた放蕩息子ですけど、僕が30歳になる手前で母が倒れてしまって、いつ死んでしまうかどうかもわからないという難病だったので、税理士の資格をとることにしました。結局、その後で母は回復したのですが、だからといって音楽一本に戻るわとも言えず…。ただ、税理士業というのもきちんとやっていくと、音楽とまったく変わらない感覚でやれる仕事やなとも気づいたんです。

―税理士とミュージシャン、真逆のもののようにも思えますが。

そう思われてますよね。税理士として顧問を引き受けると、目の前にいる人からその財布をすべて見せられて、家族関係もオープンに。この人を友達だと思って接していけば、やるべきことはめちゃくちゃたくさんあるんですね。どうしても社長さんって孤独な人が多くて、一緒に考えたり相談したりという話し相手になるだけでも十分に意味があって。支援、サポート、伴走みたいなことかな。結局は、税理士業もラブ&ピースだったんです。

―おお! 「税理士業はラブ&ピース」で本が1冊つくれそうです。

そうでしょ(笑)。ただ、いまだに税金の計算とかはすごく嫌いなので、どんどんソフトやAIに賢くなってもらって、そこは機械に全部やってもらいたい(笑)。

ミュージシャンも税理士も変わらない

―ミュージシャンと税理士の立場が混ざることもありますか。

顧問を引き受けている会社の福利厚生としてライブをさせてもらうこともあります。税理士でも音楽でも、僕はまったく同じテンションでやってるので。こういうスタンスだから、“類友”として人から人へどんどん紹介を受けて、そうやってつながった先で(第1回に登場した)野原さんが働いてる映像チームともつながったんですよ。

―ご縁のご縁でつながっていく感じ、このnote企画の見習うべき先輩ですね。

野原さんといえば、撮られた映画『三度目の正直』を元町映画館で初日に拝見して、めっちゃいい映画だったので、すぐに「三度目の正直」という歌もつくりました。いまさら映画の宣伝にもならないけど、次のアルバムには入るんじゃないかな。

マイケル・ジャクソンを超える!?

ー今、ご興味のあることはなんでしょうか。

チームゆしんとしてマイケル・ジャクソンを超えるぞ! と言いながらやってるので、そのためにも早くて2年後には大阪城ホールでライブを開催するつもりです。

―どうしてマイケルなんでしょう?

アーティストってこういうことやんな! ってスタンスもクオリティもすべてにおいて最高でしょ。マイケルを超えるためにも世界とつながる必要があるから、You Tubeを始めましたけど、まだ規模感もマネタイズも全然で…。その第一歩として、大阪城ホールでやれたらお客さんが何人だったとしてもいい映像がとれると思うんです。世界に向けたステップだと考えています。

―音楽以外だと何かありますか。

やりたいのは音楽のことばっかり(笑)。あ、You Tubeのコンテンツのひとつとして最近、税理士業のことも話し始めました。税理士試験のことや、やり甲斐半端ないよ! とかきらきらとしてしゃべってます。他業種で悩みがあるという人ほど絶対に税理士業に入ってきたらいいと思うので、そういった呼び水にもなればなと思ってます。

紹介したい人は、クラフトビールの四宮由華さん!

―それでは、ゆしんさんの気になるヒトをご紹介ください!

六甲ビールをつくった人の娘さんがとても面白い方で。

―どういうつながりですか。

知人の社労士さんから面白い方がいるって紹介されたのが最初です。税理士業のこれもいいところだと思うんですけど、“みんな友だち”という関係でやれるので、ほとんど誰とも敵対する必要がないんです。
彼女、四宮さんは六甲ビールのレストラン部門から独立して元町でビアレストランをされていて、すごくいろんなことを考えてはる方。僕も初めて会って話をしたときから、互いにすごくテンションが上がりました。きっと面白い話がたくさん出てくると思います。

―ありがとうございます。次回は四宮由華さんにお話を伺ってみたいと思います。

++

野原位さんからゆしんさん、ゆしんさんから四宮由華さんとへ渡されたバトン。第3回は四宮由華さんに気になる人をご紹介いただきます。どうぞお楽しみに!

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