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気になるヒト、紹介してください!

神戸で活躍する方をもっと紹介したい。
すでにメディアに露出されている方だけでなく、元気な小学生、地域を支えている方など。世代を問わずもっともっと。
そんな思いから、本日、新企画をスタートさせます。

第0回 幕開け編

気になるヒトから気になるヒトへと紹介のバトンをつないでいく形で、神戸市で活動するさまざまな人に出会っていくことを目指す本企画。
その第1回を立ち上げるにあたって、まずは誰からスタートするか。

まずは広報戦略部のメンバーから

ああだこうだの議論の末、神戸市の広報戦略部のメンバーが気になるヒトを紹介するところから記事を始めることにしました。
紹介者として名乗りを挙げたのは広報戦略部3年目の中村紀彦さんです。

中村さんのプロフィール

―それでは、中村さんの気になるヒトをご紹介ください!

映画監督の野原位さん

最初に思い浮かんだのは、映画監督の野原位(ただし)さんです。
『ハッピーアワー』という神戸で撮影された映画がありますけど、濱口竜介監督とともに野原さんは共同脚本という形で参加されて、おふたりが参加するトークイベントが、21年3月にデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)で開催されました。
そこで私はようやく野原さんとお知り合いになれたのですが、その日はほとんどお話する機会はなくて。

昨年、初の長編映画『三度目の、正直』という作品が全国公開されました。その作品と、『ハッピーアワー』にも出演していた女優の川村りらさんと私が以前からご縁があったこともあって、その後、何度か野原さんともお会いする機会ができました。
そもそも私、『ハッピーアワー』を、元町映画館で毎年恒例になっている年末の上映会で見たのですが、とてもすばらしくて、濱口監督の印象が強い作品ですけど、野原さんの影の立役者ぶりもすごいなと思ってまして。
瞬発力というよりは持続力の面で、たとえば撮影環境をどう構築するのかとか、そうした部分での存在感を感じています。

映画『ハッピーアワー』をきっかけに神戸へ!?

長編映画の『三度目の、正直』も大変おもしろく拝見しました。
野原さんは寡作な監督ですけれど、土地の記憶やそこに根付いた文脈をゆっくりとほぐしていって、映像に定着させるのがとても、これは恐縮な言い方ですけど、お上手だなと。
野原さんは『ハッピーアワー』の撮影をきっかけに神戸に来られて、そのまま神戸に住まれているという、そのあたりのスタンスもとても興味深く思えるので、私からは野原位さんを気になるヒト」としてご紹介いたします。


※本文中で話される野原位さん、濱口竜介さんが参加したKIITOでのトークイベントについてのレポート記事を中村紀彦さんが書いています。
しっかりたっぷりの内容で、中村さんの映画愛も伝わりますので、こちらもゼヒ。

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神戸市広報戦略部・中村紀彦さんから、映画監督・野原位さんとへ渡されたバトン。
第1回は野原位さんと、野原さんが気になるヒトのお話がいよいよ始まります。どうぞお楽しみに!

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