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市長に直談判!ネットモニターとの対話フォーラム

神戸市公式note

12月4日(日)、久元喜造市長と神戸市ネットモニターの皆さんとの「対話フォーラム」が開催されました。

市長と市民のガチトークバトル!!といっては物騒ですが(笑)、予定調和や台本は一切なしの対話フォーラムがどんな様子だったか、広報戦略部ライターのゴウがレポートします。

「市民ネットモニター」とは?

神戸市では、市民の皆さんの意見や反応を市政に反映させるために、「ネットモニター」制度を設けています。

18歳~90代まで、約6000人の方がモニターに登録し、1ヵ月に1~2回の頻度でインターネットを通じたアンケートに答えてくださっています。

たとえば「救急安心センターこうべ(♯7119)について」「広報紙KOBEのデジタル版について」など、1回のアンケートで1つのテーマという具合です。

そのネットモニターの皆さんと久元市長が直接話す機会が、この対話フォーラムです。年に2回ほど開催しています(参加は希望者のみ)。

どんな意見が出たの?

参加者は21人。「若者の政治参加」の課題に取り組む、御影高校の総合人文コースの高校生も参加してくれました。

場所はミント神戸18階の「ミントテラス」。会議室がガラス張りで外にはボルダリングスタジオが見えるという、ちょっと気分が上がる空間です。

今回は「まちづくり」という大テーマを設け、その中で

①都心・三宮再整備
②駅前再整備
③公園などの地域拠点整備
④安心・安全なまちづくり
⑤観光・まちの活性化

の5つの小テーマごとに意見を募り、市長が回答していく形で進めました。

モニターの皆さんから寄せられた意見をいくつか紹介すると・・・

新神戸エリアはどこに向かうのか?

ことし1月の市長会見で公表された、新神戸駅エリアの再整備。

現在は殺風景な雰囲気があることは否めないこのエリア。近くに布引ハーブ園があることから、「山と街をつなぐ新神戸ハーブガーデン」を再整備のコンセプトに据えました。

これについて、乗富朋子さん(中央区)からこんな意見が出ました。

「界隈に住む者として、ハーブをコンセプトにしたからといって人が来るとは思えません。ダイエーがなければ行かない。新神戸はどこに向かうのでしょうか?」

思わず「厳しいな・・・」と漏らした久元市長。

「ハーブをコンセプトにしようとしたが、もっと他のやり方があるのではないかという話になり、いま3つほど案を練っている。案が定まれば市のホームページで公表し、市民の皆さんに投票してもらうことを考えている。神戸の玄関口になる駅なので、もう少し時間をいただけたら」

と回答しました。

なんと! モニターの方の思いがドンピシャだったのですね。新神戸エリアがどこへ向かうのか、これからも注視しましょう。

王子公園再整備、なぜ大学誘致なの?

坂口美紀さん(灘区)からは、王子公園の再整備について意見が寄せられました。

「地元の多くの人が、大学誘致に反対しています。それなのに住民を無視して大学誘致を進めるのはなぜですか?」

これについて久元市長は

「再整備をする理由は、施設が古くなっているから。そして再整備にあたって神戸に何が必要かと考えると、若い世代に来てほしい。この少子化時代、どの自治体も大学に来てほしいと思っていて、税金を使ってでも誘致する自治体も珍しくない」

「そんな中、王子公園は税金を使わずとも大学に来てもらえる立地条件です。神戸は京都・大阪と比べても、卒業した高校生が県外の大学に流出する割合が高い。その受け皿になる意味でも、大学誘致は不可欠だと思っている」

と改めて考えを述べました。

神戸の観光は、京都・大阪に負けてない!

観光については、初めに久元市長が「京都・大阪に遅れを取っている」と説明しました。

「外国人観光客は日本の文化遺産に関心がある。京都にはとても太刀打ちできないし、大阪は神戸に比べて空襲で焼失した面積が少ないので、歴史的建造物が多く残っている」

「だから神戸はジャズやアートなど、市民が普通に楽しんでいる衣食住をそのまま体験してもらうアプローチをすべきではないか」

それを聞いて、金江典子さん(灘区)は、

「私は京都に23年住み、大阪で5年働いていましたが、神戸の観光、ぜんぜん負けていませんよ! 狭いからこそ、それぞれの観光地が近いんです。三宮から30分かからずに新幹線にも飛行機にも乗れるのは利点なので、もっと観光を発信してほしいです」

なんて心強い言葉なんでしょう! 感激してちょっと泣きそうです・・・。

久元市長も勇気づけられたようで、

「たしかに自信は持たなければいけないが、他の都市は必死に発信しているんだから『神戸は国際都市で当然知られている』と思わずに、もっと発信していきたい」

と話しました。

他にも「なるほど」「そうだよな」と思わされる意見が、たくさん寄せられました。

過去の対話フォーラムで出た意見が形になった例もたくさんあります。今日の意見が市政に生かされるよう、いち市民として願っています。

ネットモニター、募集しています!

市民ネットモニターは随時募集しています。私も過去にモニターになった経験がありますが、そんなに負担じゃないですよ。

市役所のホームページを熟読するほど真面目ではないので(笑)、定期的にアンケート依頼が来ることが「神戸市って、こんなことに力を入れてるんや」と、地元を再発見する良いきっかけになっていました。

年間で6割以上回答した方には、謝礼としてデジタルギフト1000円分がプレゼントされます。忘れていた頃に届くと、ちょっとうれしいですよ。

興味を持たれた方、ぜひご応募をお待ちしています!

<この記事を書いた人>
ライター ゴウ/神戸市広報戦略部 クリエイティブディレクター(ライター)
神戸市在住のフリーライター。ソーシャル経済メディアNewsPicksや、京阪神エルマガジン社のメディアで活動。神戸市の施策を書いた記事が「わかりやすい」とnoteプロジェクトに召喚され、週1日だけ市役所の「中の人」に。役所ならではの用語や作法に「それ何?」とつっこみながら、どうやって役所のお堅い印象を和らげるか、日々頭をひねっている。

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