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食レポあり|姉妹都市・リオデジャネイロに行ってきました!
今日からブラジルで「リオのカーニバル」がはじまります!華やかな衣装とサンバのリズムでのパレードに、世界中からの観光客が魅了されます。
カーニバルが開かれるリオデジャネイロと神戸は姉妹都市。昨年は提携から55周年でした。
そんなリオデジャネイロで、昨年11月に開かれた国際会議に、小原一徳副市長が参加することなり、私も一緒に出張することに…
国際課で働く私ですが、南米に行くのは初めて。伊丹空港から羽田とニューヨークで飛行機を乗り継いで約28時間。遠く離れたリオの街で見たもの、感じたことをお伝えします。
街のすぐそばに白いビーチが!
約620万人もの人々が暮らすリオの街。ブラジルではサンパウロに次ぐ人口規模で、世界各地からの観光客であふれていました。ブラジルでも南部(アマゾンのように赤道直下ではない)に位置し、南大西洋に面しています。
日本からみると地球の反対側なので季節は真逆。私が訪問した11月は初夏にあたり、最高気温は30度もありました。
リオの街の特徴は「ビーチ」と「市街地」の近さにあります。世界的に有名な「コパカバーナ海岸」。それとボサノバの楽曲「イパネマの娘」の舞台である「イパネマ海岸」は街のすぐそば。なので、水着姿のままで街角を歩いている人たちが多く見られました。
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ちなみに「リオ・デ・ジャネイロ(Rio de Janeiro)」という名前は、ブラジルの公用語であるポルトガル語で「1月(Janeiro)の川(Rio)」という意味。でもそんな由来になりそうな大きな川は、どこにも存在しません。
じつを言うと、リオの街の正面は海で、細長い入り江になっています。1502年1月、ここを訪れたポルトガルの探検家・アメリゴ・ベスプッチたちが、この入り江を川だと勘違いして「1月の川」の街と名付けたという話が伝わっています。
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山と海に囲まれたリオと神戸
リオと神戸が姉妹都市になったのは、神戸にあったブラジルの総領事館がきっかけです。1968年にブラジル総領事代理から提携の打診があり、その後リオの市長から神戸市に正式に話がありました。
リオは、ユネスコの世界遺産として「山と海との間のカリオカの景観群」が登録されています。山と海に挟まれた都市?これって神戸と同じですね!この共通点が親近感を生んで、両市がつながったのかもしれません。
ちなみに「カリオカ」とは「リオデジャネイロの人たち」を指す言葉。神戸っ子のように「リオっ子」といったニュアンスのようです。
コルコバードの丘のキリスト像
リオデジャネイロといえば、「コルコバードの丘」にそびえる高さ30メートルの巨大なキリスト像が有名です。なんとこの丘の標高は710メートル。はるか上空から両手を開いて、街を抱きしめているようにも見えます。この像は1931年、ブラジルがポルトガルから独立した100周年記念に建立されました。リオの市街地から見たときに、ときおり雲に包まれるので、とても神秘的です。
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自動車や登山列車で登山口まで行き、そこからは専用シャトルバスに乗り換えます。最後に階段を上がると・・・迫力のあるキリスト像が!
台座だけで高さ9.5メートルもあり、その中は150名が入れる礼拝堂になっていました。リオの街を360度見渡せるスポットとしても人気です。
リオのおいしいモノ・食レポ
今回お世話になったリオっ子の一人に、「朝ごはんって普段は何を食べているの?」と聞いてみました。
「基本はトーストとフルーツ、コーヒーだけど、もしパンがポン・デ・ケージョ (Pão de queijo)だったら最高の気分になるんだ!」
という答えが…
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ポン・デ・ケージョは、タピオカの粉を混ぜて作るチーズパン。モチモチの食感です。日本のパン屋さんでもときどき見かけます。ところが、現地で食べたあったかいポン・デ・ケージョは、外側はかりっと焼きあがり、中はふわふわ、確かに格別のお味でした。
せっかくなのでもう一つ、代表的なブラジル料理をご紹介します。フェジョアーダ(Feijoada)と呼ばれている、豚肉や牛肉と黒インゲン豆を煮込んだ料理です。日本の家庭料理でいえば肉じゃがのように、家ごとの味がそれぞれあり、白いご飯にかけて食べることが多いそうです。
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私が訪れたレストランでは、豚や牛の内臓や豚の耳など、いろんな部位ごとに黒豆を添えて煮込まれています。バイキング(ビュッフェ)形式で提供されていました。
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この街の代名詞は「リオのカーニバル」なので、にぎやかなイメージを抱かせます。ですが私が見たのは、それとは違った、落ち着いた美しい街でした。
そんな神戸の姉妹都市・リオデジャネイロを、少しでも身近に感じてもらえたらと思います!
<この記事を書いた人>
うーろんちゃ。 /市長室国際部国際課
国際課で日々突発的な対応に追われつつ、美味しいもので自分の機嫌を取っている。今回もそんなつもりはなかったのに食レポになってしまった…
中国茶にはまり、高級茶療師の資格を取り、健康管理にも導入。各地で購入した生薬を自分でブレンドし、ぴたっと味がきまると至福の時。