マガジンのカバー画像

変わる神戸

31
あの大震災からもうすぐ30年。いま神戸の街が大きく変わろうとしています。小さな変化から大きな事業まで、神戸好きのライターによる記事です!
運営しているクリエイター

#垂水

広くなったマリンピア神戸、じっさい何が増えたの?

思った以上に、めっちゃ変わってた……! これが、2年近いリニューアル期間を経て本日グランドオープンした三井アウトレットパーク マリンピア神戸に行ってみた、私の感想です。 「敷地面積は約1.3倍に拡大」と発表されているけれど、ぶっちゃけ何が増えたの? アウトレットが再開するのはうれしいけど、そこまで騒ぐこと?  ……とお思いの方もいるでしょうから、前と大きく変わったポイントを中心に広報戦略部ライターのゴウがお伝えしますね! 【変化1】 空き地だったラグーン活用マリンピア

変わると変わらないが入り混じる わたしが育った「垂水」の街

神戸市の西の端にある垂水区。 わたしはここで生まれ育った。 阪神・淡路大震災の後のかすかな記憶。 向かいの淡路島へ伸びていく大きな吊り橋。 それを見届けるための宇宙船みたいな観光タワー(今はもうない)。 謎の人物が眠る前方後円墳に、閉ざされた洋館。 磯風が吹き付ける漁港と、身動きが取れないほど賑わう市場。 丘の上に唐突に現れる巨大な迷路(これももうない)。 「ただの住宅地」「よくあるニュータウン」にはないダイナミックさが垂水にはあった。 でもそれは昔の話。 90年代の頃