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変わる神戸

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あの大震災からもうすぐ30年。いま神戸の街が大きく変わろうとしています。小さな変化から大きな事業まで、神戸好きのライターによる記事です!
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記事一覧

岐路に立つポートアイランド 神戸空港の国際化と阪神高速の延伸が好機?

神戸の人なら誰もが知っているポートアイランド。誕生した1981年には世界最大の人工島でした。 日本経済が急成長を続けていた1960年ごろ、海と山にはさまれた神戸の街は、人口が増える中で、住む土地が不足しパンクしかかっていました。一方で、神戸港では増え続ける貨物に対応する必要がありました。 1963年に神戸市役所で生まれた奇想天外な案がそれを解決します。その案は、増え続ける貨物量に対応するために、海を埋め立てて人工島をつくり神戸港を拡大する。埋め立てに使う土砂は六甲山地を削

空中で舞う!かわいい動物たちのタペストリー:六甲アイランドに出現

きゃー! と叫びながら、ふわふわドームでとび跳ねる子どもたち。その上空には、ゾウ、ライオン、ハリネズミたちが描かれた、縦10メートルほどの「タペストリー」が吊るされています! ここは六甲アイランドのファッションプラザ3階にある「サン広場」。六甲ライナーのアイランドセンター駅から歩いて2分です。 2022年5月、トランポリンのような子ども向けの遊具「ふわふわドーム」がここにできました。この広場は、屋内なのに3階から9階までなんと高さ約30メートルが吹き抜けになっていて、しか

至れり尽くせり!? 磯上体育館の秘密

バスケットボールやバドミントンといった体育館でやるスポーツを大人になってもやっている人はたくさんいます。そういう人たちにとって、唯一の活動場所になるのが公立の体育館です。 私もそのひとりで、高校のときに始めたバドミントンを今でも楽しんでいます。 2022年7月に新しい体育館が三宮の南側、磯上公園のなかにできました。その名も「磯上体育館」。三宮駅前にあった「勤労会館」と兵庫県庁の近くにあった「生田文化会館」の体育施設の統合で生まれました。 まわりにあるウッドデッキやベンチ

変わる神戸駅 蒸気機関車「D51」をライトアップ

JR神戸駅の線路海側に、蒸気機関車「D51型(愛称:デゴイチ)」がどーんと鎮座しているのをご存じですか? このデゴイチが今日(10月28日)から毎日、夜間にライトアップされることになったんです! その背景や神戸駅の歴史を、広報戦略部ライターのゴウがお届けします。 神戸にSLがある理由考えてみれば、私は蒸気機関車に乗ったことがありません。それもそのはず、蒸気機関車は1975(昭和50)年に営業運行を終了しています。 いま神戸駅にあるデゴイチは1943(昭和18)年製。営業

変わる西神中央 もっと「住みたいまち」へ

今回は、新しい図書館やホールができたり、広場をリニューアルしていたり、今よりもっと「住みたいまち」に変わっていく西神中央エリアをご紹介します! いま神戸市では、市内の駅前を中心に、より便利で暮らしやすいまちを目指して「リノベーション・神戸」プロジェクトを進めています。 その1つが、西神中央(せいしんちゅうおう)駅。 三宮駅から地下鉄で約30分の終着駅。市内で一番人口が多い西区の、中心となるまちです。 そんな変わる西神中央駅を、広報戦略部のフセヤがリポートします! 新し

変わる神戸三宮 このイラストにピンときたら…?

こんにちは。神戸市広報戦略部 係長のスズキです。 最近、三宮を歩いているとこのイラストをよく目にします。ポップなタッチと派手な色使いで描かれた三宮の地図と、そこから飛び出してきたキャラクターたち。 実はこれ、変わる三宮をみなさんにもっと知っていただこうと、神戸市と三宮周辺のお店や施設の皆さんが一緒に取り組む広報プロジェクトなんです。 先日ご紹介したとおり、震災から25年以上の時を経て、三宮のまちがいま、大きく生まれ変わろうとしています。 学生時代から「遊ぶといえば三宮

変わる神戸三宮 それで何が変わった?

こんにちは。神戸市広報戦略部です。 昨日の自己紹介に引き続き、2回目の投稿です。 今、三宮の再整備が進んでいます。 神戸の玄関口として知られる三宮が生まれ変わろうとしているのです。 三宮が変わる関西で大都市とよく言われるのは、大阪、京都、それに神戸ですね。 それぞれのまちの玄関口である大阪駅や京都駅周辺はだいぶ前にリニューアルされて、昔の駅周辺とは大きく変化しました。 そして今、三宮周辺でも、再整備が始まったところです。なぜ、今なの?と思われる方もいるかもしれません。じ