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【変わる名谷】脱オールドタウン。もっと住みやすいまちに

名谷ってどんなまちか知っていますか?
駅を中心に住宅街が広がる、昔は「ニュータウン」と言われた開発地。

山を切り開いてできた場所だから、自然はたくさん。
小学生のころ航空写真を見て、あまりの緑の多さに「え?こんな山の中に住んどったん?」と思った衝撃は、今でも忘れられません(笑)

都心に住みたい!という人もいるかもしれませんが、「ほどよく便利で、ほどよく田舎」な場所で暮らしたい。
そんな名谷で生まれ育った私の「名谷ぐらし」と、これからの名谷についてお伝えします。


名谷ぐらしの楽しみ方

私が考える、名谷のいいところ!

都心・三宮まで市営地下鉄1本で20分。
近い…ですよね?笑
朝の満員電車は堪えますが、3~10分おきに次々とくる電車に乗れるのだから、ありがたいものです。

それから、生活していくうえで、買い物ができる場所はやっぱり欠かせません。
パティオの専門店から、日用品がそろうスーパー、ハレの日につかう百貨店までそろう名谷。
仕事帰りに、新鮮な野菜や日用品をさっと買って帰れるのはうれしいですよね。

もちろん銀行や病院、郵便局もあり、もはや名谷駅周辺だけで生活に必要なものがすべてそろってしまう、まちのようなもの。

そんな日常に加えて、休日の楽しみ方もいろいろです。

朝早く起きた日は、おいしいパン屋さんでパンを買い、モーニングを。
自然の中でリフレッシュしたいときは、歩いて山へ。

少しぼーっとしたいときには、電車で海に出て、潮風を感じたり。

ちょっとからだを動かしたい日は、総合運動公園までひとっ走り。
心臓破りの坂を上っていけば、菜の花やコスモスと出会えます。
(陸上部だったので、走るのが大好きです♪)

おいしい野菜を食べたいときは、車で西区の「六甲のめぐみ」へ。
とれたての新鮮な野菜を選んだあとは、フルーツを使ったスムージーやソフトクリームも。

名谷ってオールドタウン?なんか、最近かわってきた

こんなふうに、「住む」には、とっても便利な名谷。
しかし、1975年に名谷団地の入居が始まってから50年余り。
かつては「ニュータウン」といわれていた名谷も、高齢化により「オールドタウン」と呼ばれてしまうこともあります。

でも、名谷って、最近かわってきたと思いませんか?

おしゃれでくつろげる「名谷図書館」

大丸須磨店内に、全国初の「百貨店内の公立図書館」としてできた「名谷図書館」。

コンセプトは「TOMARIGI」。
日々の暮らしのなかで、仕事や学校帰りに本を楽しみ憩える空間です。
そして、ここで過ごした子どもたちが大きくなって街を離れても、帰ってきたときにはまた訪れて、ひと息つけるような場所。
そんな、みんなの止まり木のような場所になるように、という思いが込められています。

木がたくさん使われていてあたたかみがあり、壁はガラス張りで解放感のある、まるでおしゃれカフェのような図書館。

仕事帰りにふらっと立ち寄り、お気に入りの本を探したり、ゆっくりと調べものをしたり…。
そんな、心に余裕のある暮らしがしたいと思いながらも、足を運んだのはまだ数回ほど。
暑くなるこれからの季節に、クールスポットとして利用したいと思います。

芝生になって、過ごし方自由自在な「買物広場」

パティオの買物広場に、最近訪れましたか?
2022年4月に、芝生の広場に生まれ変わりました。

コンクリートが芝生になるだけで、こんなに変わる?
と、思わず声を上げたくなるほどの人気スポットに。

芝生に寝転がったり、集まってしゃべったり、子どもたちが走り回ったり、思い思いに過ごす姿が見られます。
ベンチや噴水もあるので、これからの季節は、買い物のついでに一休みするのに重宝しそうです。

イベント空間になった「駅前広場」

駅前の広場空間は、マーケットが開催されたりキッチンカーがきたり、思わず滞在したくなる空間になりました。

私は、金曜日に大丸が開催する野菜市が楽しみで、開催していたら今日はどんな野菜が安いか、チェックしに行きます。夏のビアガーデンも、ひそかな楽しみ…(笑)

休日にふらっと立ち寄ると、いろいろなイベントが開催されていて、まちの雰囲気も一気に明るくなります。
これから、どんなイベントが開催されるか、楽しみですね。

これからの名谷、どう変わる?|須磨パティオもリニューアル

これまで、変わってきた名谷についてかいてきましたが、これから名谷はどうなっていくんでしょうか?

今は、駅ビルのリニューアルにあわせて、駅の北側に新たに商業施設が建設されていますね。
6月30日(金)に北ゾーンがオープン予定のこのビル、名前は「tete名谷」。
1階はショップやカフェで交流できる場所、2階はプログラミング教室などの学びの場、3階はジョブシェアセンターができ、働く場に。

ジョブシェアセンターって、なんでしょうか?
「神戸名谷ワークラボSUMAile(すまいる)」では、さまざまな“はたらく”を応援。
短時間で働きたい人や仕事と育児を両立したい人、ITスキルを伸ばしたい人が、駅に近い好立地で、柔軟に働くことができるようです。

2024年秋ごろには、須磨パティオもリニューアル!
フードコートができたり、キッズスペースができたり、シェアキッチンができたり、訪れるとわくわくするショッピングセンターに生まれ変わります。

そのほかにも、北須磨支所が便利になったり、駅前に保育所ができたり、ロータリーが使いやすくなったり、どんどん変わっていくみたい。

名谷は、駅周辺を商業、行政、文化など多方面にわたり充実させ、子育て中の人も、お年寄りも、どんな人もゆとりのある生活ができる場所に。
もっと住みやすいまちになりそうです。

名谷がどう変わっていくか、引き続き見守りたいと思います。

<この記事を書いた人>
わさび/市長室広報戦略部
生まれも育ちも名谷の、生粋のこうべっこ。趣味は食べることと、からだを動かすこと。市役所では、広報紙KOBEの編集を担当。広報紙KOBEオンラインをもっと読まれるもっと楽しいコンテンツにするため、日々奮闘中。神戸市公式noteのことは、おもしろいやん!とひそかにライバル視しているらしい。

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