ゴルフと自転車、神戸の意外な楽しみ方
最近になって、キャンプをはじめサイクリングや登山、ゴルフなどの「アウトドア」が一大ブームになっています。
ですが、、
「ブームは知っているが、なにがおもしろい?」
「興味はあるけど、一歩を踏み出せない…」
と横目に見ている方も多いかもしれません。
しかし、この記事を書いている私は「アウトドア」にめちゃくちゃハマってしまったのです!
神戸というと、都会でおしゃれなイメージがあります。ところが意外にも、アウトドアを楽しめるスポットが充実しています。そこで、私自身が見つけたゴルフとサイクリングの楽しみ方を紹介します。
アウトドアの魅力って何?
なんといっても、自然のなかに身をおく非日常感ではないでしょうか。
小鳥のさえずりや虫の鳴き声。それだけでなく、草木が揺れて、川が流れる音までを楽しむことができます。春先に濃くなった新緑が、秋になるとモスグリーンに変わっていく。街なかの生活で気にすることもなかった季節の変化に向き合えます。
そのなかで、体を動かして心地よい疲労感をあじわうのも良いですし、ゆったりとリラックスして過ごすのも、また格別。自分だけの時間ですね!
初心者でもゴルフを楽しむ
日本で最初のゴルフ場は、1903年につくられました。六甲山にある「神戸ゴルフ倶楽部」です。また、神戸市のとなり、三木市にある「廣野ゴルフ倶楽部」には、収蔵品の数では世界で3番目というゴルフ博物館「JGAゴルフミュージアム」があります。
じつはゴルフ場の数でいうと、兵庫県は北海道に次ぐ全国2位、プロの試合もたくさんおこなわれています。なので、ゴルフの「聖地」と言ってもよいと思います。
しあわせの村の「すずらんゴルフ場」
ゴルフをはじめたばかりだと「ゴルフ場に行くのはなんだか不安」と思いますね。そんな方にうってつけのコースがあるのです。
それは神戸市北区「しあわせの村」にある「すずらんゴルフ場」。三宮からバスで30分という便利さ。
このゴルフ場は、9ホールのパー30というショートコース。利用料金が安く、ドレスコードもありません。私もここでゴルフ場デビューをはたしました。
さらに、私はこの「すずらんゴルフ場」でホールインワンを達成。これまでゴルフをしていて一番うれしかった出来事です。ホールインワンがねらいやすいのもショートコースの魅力の一つですね。
ベント芝のパターゴルフ
本格的なゴルフはちょっとという方には、パターゴルフはどうでしょう?
このゴルフ場にある「クローバーコース」では、本格的なパターゴルフとグラウンドゴルフが楽しめます。このコースには「ベント芝」と呼ばれる、普通のゴルフ場のグリーンと同じ高品質な芝が使われています。国内ではとても珍しく、贅沢なつくりです。
いつも子ども連れや若い方たちのグループなど、さまざまな年代の方々が笑顔でスコアを競っています。
神戸の里山でサイクリング
さて、続いてはサイクリングのスポットを紹介します。車でいつも通る道も自転車だとひと味もふた味も違って感じます。こんなに坂道だったんだとか、けっこう距離があるなといった、新しい発見があります。
神出山田自転車道
神戸市の北区から西区にかけて「神出山田自転車道」という、全長19.3kmの本格サイクリングロードがあります。圧巻なのは、田園や湖畔など次々に移ろっていく大自然の風景です。途中にはおしゃれなカフェやレストランもあるのもうれしいですね!
景色を楽しみながら自転車を走らせ、ゴールした後にやってくる達成感がなんともくせになります。
衝原(つくはら)湖にある「BE KOBE」
今、映えスポットで知られている神戸港メリケンパークにある「BE KOBE」モニュメント。
じつはこの自転車道にも「BE KOBE」のモニュメントがあります。その場所は、北区の衝原湖にある「つくはら大橋休憩所」。
木材でつくられていて、湖の絶景とも調和。近づくと木のぬくもりが感じられる、とてもあたたかいモニュメントです。
これを制作したときのメイキングムービーがこちら。この映像を見てから現地を訪れると、さらに気分があがります。
モニュメントの前にある溝に自転車のタイヤを固定できます。ぜひ愛車と一緒に写真を撮って、サイクリング仲間に自慢したいですね。
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これからゴルフ、それともサイクリングを始めたいという方への後押しになれば、そんな思いで書きました。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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