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神戸市の熱中症対策ページ、バラバラなのでまとめてみた!

年々、厳しさを増す夏の暑さ。環境省は今年から新しく、熱中症特別警戒アラートを出すことに。

暑い中、外を歩いていると「どこかで涼もうかな」とコーヒーを飲みに行ったり、ウィンドウショッピングをしたりしますが、そんな都合よく気軽に入れるお店が、どこにでもあるわけではないですよね。

そういうときに、街なかで涼める場所があるといいなと思いませんか。
実は神戸市にはあるんです、「KOBEクールオアシス」が。

*国は、熱中症特別警戒アラートが発令されているときに利用できる避難施設「クーリングシェルター」を指定できるとしていますが、アラートが出ていなくても使えるように、と神戸市では独自に「KOBEクールオアシス」を設けることにしたのです。

熱中症は命にかかわりますから、クールオアシス以外にもお伝えしたいことはたくさんあります。

啓発サイトは担当局ごとに4つあり、市民目線では「まとめてほしい」と言われてしまうかも。とはいえ、お伝えしたい方向性が少しずつ違うため、一つのサイトにまとめるのは難しいんです。

そこで僭越ながら! 

この記事で神戸市の熱中症対策のページをまとめましたので、「ポータルサイト」のような形で使っていただければと思います。


①KOBEクールオアシスを探すとき

神戸市では暑いときに涼める場所が「いつでも利用できたらいいのに」と、市内の約500店舗と提携して「KOBEクールオアシス」をつくっています。

このロゴのあるステッカーが目印です。

そんなクールオアシスを探している方には、環境局がまとめている「神戸ひんやりアクション スマートガイド」がおすすめです。

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リンク先の「クールオアシスマップを見る」のところをタップすると、スマホ画面上に現在地の近くにあるクールオアシスが表示されますよ。


②熱中症警戒アラートについて知りたいとき

そもそも熱中症警戒アラートって何? 出ているときにはどうしたらいいの?という方には、危機管理室がまとめたこちらのページがおすすめです。

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リンク先にもありますが、熱中症警戒アラートについて通知を受け取りたい方は、環境省のホームページからLINEアカウントに登録してください。

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③熱中症かも?病院に行くべきか知りたいとき

熱中症のような症状が出たとき、どんな症状だったら病院に行くべきなのか。また、熱中症になりやすい人の特徴や予防方法が知りたい方は、健康局がまとめたこちらのページが参考になります。

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④緑化による暑さ緩和

暑さって、直射日光はもちろんですが、アスファルトからの照り返しで体感温度がぐんと上昇します。

そこで神戸市建設局は、六甲山の木を都心部に移植して、まちに木陰を作って暑さを和らげる「こうべ木陰プロジェクト」を今年から始めました。

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6月末まで、市民のみなさんからの寄付を募るクラウドファンディングをやっていました。目標金額 400万円にたいして417万2000円の寄附をいただきました。たくさんの応援、ありがとうございます!



外出しないわけにもいかないから……

毎日のように熱中症警戒アラートが出て、ニュースでも「外出を控えて」「水分・塩分を取って」と言っていますが(市役所も)、みなさん仕事や学校がありますし、ずっと家にいるわけにもいかないですよね。

最近、新しくなった磯上公園や東遊園地は、木材や竹チップを使った舗装をするなどして、地面の温度が低くなるように工夫されています。ちょっと涼みに行くのによさそうですね。

お出かけする際には、こうした情報やスポットをうまく活用しながら、あまり我慢せずに夏を乗り切りましょう!

先月リニューアルオープンした磯上公園内

日傘はんたー/市長室広報戦略部
広報戦略部職員。40代男性。あまりの暑さに耐えられず、ちょっと気恥ずかしさもありながら今年日傘デビューをした模様。男性用日傘は高級品が多く安いものを探すのに苦労したとか。もう日傘が手放せなくなっている。外出時には娘の日焼け止めを少し拝借している。

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