神戸市公式noteが1周年! 100本のなかで一番読まれた記事は?
2022年9月にスタートした、神戸市公式note。
きょうで、ちょうど“1年”を迎えました!
今まで読んでいただいたみなさま、ありがとうございます。
そして・・・
この記事が、“100本目”の投稿となります!
そんなメモリアルを記念して、
全100記事のうち、
もっとも皆さんに読んでいただいた記事を発表します!
栄えあるPV数第1位に輝いた記事は・・・・
「姫路~神戸の渋滞を何とかしたい!道路ができるまでの、長い長~い道のり」でした!
この記事は、「姫路~神戸西部までの海沿いに、新しい道路をつくろう!」というテーマ。
筆者のゴウさんに聞くと、「こんなに見ていただける記事になるとは、まったく思っていなかったんですよね」とのことでした。
たしかに。記事の内容は、新しい道路の建設をかなえるために、「みんなでがんばるぞー!」と機運を高めて、地域の期待や熱い想いを、国へ届けるために開かれた決起大会の話。
とっても大事な内容なのはわかるけれど、正直、「神戸登山プロジェクト始動」とか「こべっこランドオープン」とか「日本酒にはスイーツが合う?」とか、楽しそうな記事のほうが読まれそう、ではないですか・・・?
そんななか、この記事がもっとも皆さんに読んでいただけた(であろう)理由と神戸市公式noteについて、筆者のゴウさんに聞いてみました。
この記事がもっとも読まれた理由は何だと思いますか?
本当は最初、このテーマのほかに別の候補があったんです。私としても正直そちらのほうが、興味を持ってくれる人が多いんじゃないかなと思っていました。
でも、関係部署から猛プッシュがあって、取材に行くことに。
実際に取材をすすめていくと、現在の国道2号バイパス(姫路、加古川バイパス)が慢性的に渋滞していて、新しく建設が望まれる道路は、播磨・神戸エリアがこれから発展してくために、とても大切なのだと知りました。
一見、地味なテーマかもしれませんが、この渋滞で困っている人たちが実際にたくさんいて、経済の視点からも重要なテーマであること、また姫路や加古川など、神戸の外のエリアにも関係する話題だったことで、多くに方に読んでいただけたのではと思います。
神戸市公式noteに携わってよかったことは?
神戸市公式noteのこれまでの100本の記事は、一般の部署にいる職員が書いた記事が1/3、広報戦略部の職員が書いたものが1/3、そして私が残り1/3を担当しています。
ライターをする職員は、今まで「記事」を書いたことがない人が大半なので、私は書き方や役所目線では気付かないことをアドバイスしています。
担当部署の職員から、「あまり注目されないこの地味な事業を、こんなにおもしろく、まとめてくれてありがとう!」「このnoteでの記事づくりをきっかけに、文章を書くのが楽しいと思った。今後も自分で何か書いてみたい」と言われたりすると、微力ながら地元の役に立てているかなと、とてもやりがいを感じます。
ゴウさんから見て、市役所(公務員)って?
公務員って、風当りが強いイメージがありますよね。何かといえば「お役所仕事」とか「税金の無駄遣い」などと言われがち。
しかも一般の市民からすると、市役所ってどんな仕事をしているのか、どんな人がいるのか、ブラックボックスですよね。
でも実際に市役所の中に入って仕事をしてみると、神戸市に愛着をもって、神戸をよくしたいと思って働いている職員がほとんどです。いい人たちだし、まじめだし、当たり前ですが、普通の神戸市民の一人なんだと感じました。
神戸市公式noteの存在意義って?
神戸市公式noteは、神戸市がやっている施策の裏側や背景にあるストーリー、想いなどを伝えられる媒体だと思っています。
市役所には、地味だけど、私たちの生活には欠かせない仕事や施策があります。そんな「知られていないけど大事なこと」を、きちんと伝えていきたい。
私も含めて、神戸市役所の“中の人”が発信していくことで、「役所ではこんなことをしているんだ」と知ってもらい、少しずつ市民の方との距離が縮まっていけばいいな、と思っています。
エンディング
自治体が運営するnoteのなかでも、これほどさまざまな部署の職員“中の人”が、記事を書いているアカウントはめずらしいのではないでしょうか。
どんな施策にも、支える“人”がいて、「神戸をよくしたい」という“想い”があります。
2年目も、神戸をいろんな角度からお伝えします。これからの神戸市公式noteにも注目してください!