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S席2000円で観戦できる!世界パラ陸上が神戸で開幕

ついに、今日から!
神戸総合運動公園ユニバー記念競技場にて、世界パラ陸上競技大会が始まりました!

世界パラ陸上とは、世界陸上のパラバージョン。

身体や知能に障がいのある人がおこなうスポーツを「パラスポーツ」といいます。「パラ」は「並行する」という意味なので、いわゆる健常者のスポーツと並行した「もう一つの」というニュアンスです。

東アジアで初開催となる今回の神戸大会、当初は2021年の予定でした。コロナによる2度の延期を経て、ようやくこの日を迎えたのです。

期間は、きょう5月17日(金)から25日(土)までの9日間。その開会式に、広報戦略部ライターのゴウが行ってきました!


華やかな開会式

今大会に参加するのは、約100カ国・1000人を超える選手たち。

各国名のプラカード・国旗を持った神戸市内の中学生と、選手の一部が行進する「フラッグパレード」で一気に華やかに!

開会式には秋篠宮皇嗣同妃両殿下がご臨席され、殿下よりお言葉がありました。

「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会が、多くの人々の心に残る大会になるとともに、これを契機にパラスポーツへの関心が今以上に高まることを願っております」

そして久元喜造市長は、開催地の市長として開会宣言をしました。

開会式の前後に披露された、神戸で活躍する若いみなさんのパフォーマンスがすっごく素敵だったんです!

演者は、和太鼓奏者の木村優一さん、須磨翔風高校 和太鼓部のみなさん、車いすダンサーのかんばらけんたさん、ダンスチームN’ism、神戸野田高校 ダンス部のみなさん。

異なるジャンルのコラボレーションは圧巻でした! それぞれ身体をめいっぱい動かす様子が、大会に出場するアスリートたちに重なります。

競技の楽しみ方・見どころ

今大会は、夏のパリ パラリンピックの最終選考会でもあるので、選手たちの意気込みは相当なもののはずです。

陸上競技の見どころはやっぱり、人間が身体を躍動させて自らの(人類の)限界に挑戦するところ!そのうえで、パラスポーツならではの特徴をつかめば、もっと楽しめます。

■クラス分けの見方

下のような「アルファベット1文字+数字2桁」の表示をよく見ることになると思います。

この①②③が表しているのは…

①「T(トラック競技)」か「F(フィールド競技)」の2種類。
②障がいの種類(視覚障がいとか、切断などによる義足とか)
③障がいの程度(番号が小さいほど程度が重い)

同じ種目でも、クラスごとに競技がおこなわれるんですね!

■選手を支える人や用具

アスリートがスムーズに競技に臨むためのサポートも、大きな見どころです。

マラソンなどで、目の不自由なランナーが伴走者と一緒に走る様子は、よく見るようになりました。

では、走り幅跳びなどフィールド競技ではどうするかというと、伴走ではなく声で選手をガイドする「コーラー(callする人の意味)」がいるんです。

選手とガイドが二人三脚で競技に取り組むので、メダルはガイドにも授与されるのだとか。

他にも、競技用の義足や車いす、投てき用の台など、パラスポーツならではの用具にも注目です。

■YouTubeでライブ配信

地上波テレビでの生中継はありませんが、パラリンピック組織委員会のYouTubeチャンネルでライブ配信がありますよ。国際映像なので、英語の勉強にもなります(笑)!

*直近である18日の午前競技のコンテンツを貼っておきます。他日程はYouTubeチャンネルから飛んでください

平日夕方の観戦は生ビール100円!

とにかく、現地で楽しむのが一番ですよね。ラグビーW杯などの経験から、国際スポーツ大会の観戦ってお値段高いのかなと思ったのですが(円安だし)……

なんと!いちばんよく見えるS席の当日券でも2000円!
野球観戦に行くのと同じ感覚じゃないですか、お手軽でびっくりしました。

インターネットでの前売りの他に、現地の窓口で当日券を買うこともできます。詳細はこちらで確認してくださいね。

当日券の販売ブースは、市営地下鉄の総合運動公園駅を出て目の前にあります。

それでですね、スーパー耳よりな情報があります。

競技は午前9~12時の「モーニングセッション」と午後5~8時の「イブニングセッション」の2部制でおこなわれるんですが、

平日のイブニングセッションでは、生ビールが1杯100円なんです!!(1日あたり先着200杯・ひとり1杯まで。こちらからご確認ください

太っ腹すぎる……。わずか2100円で、世界トップレベルの競技を見られて生ビールまでついてくる(かもしれない)なんて、「たくさんの人にパラスポーツに触れてもらいたい」という心意気がビシビシ伝わってきますね!

該当日は20日(月)~24日(金)。このお知らせを聞き、私はがぜん行く気になりましたよ(笑)。

神戸に残る大会のレガシー

今大会で、神戸市もいろんな取り組みをしています。

まずは、選手たちに最高のパフォーマンスをしてもらえるように競技場の設備を改修。

ブロックを組み合わせた通路は、車いすで走ると体にガタガタ振動が響くため、大部分を滑らかな路面にしたり、

和式トイレを洋式にし、手すりをつけたり、車いす用の個室を設けたり。大会を機に、これから一般の利用者にも便利になりますね!

また、世界トップレベルの競技を子どもたちに見てもらおうと、事前に希望のあった兵庫県内の小・中・高・特別支援学校の子どもたち約3万人を「学校観戦会」に招待します!

この観戦会は、趣旨に賛同した大人のみなさん(個人・法人)からの寄付により実現しました。本当にありがとうございます!

子どもたちに配られた入場パス(チケット)は、こんなメダルのような形をしています。首にかけるだけで、気分が上がりますね。

施設面でも、また競技を見たみなさんの心にも、素敵な大会のレガシー(社会遺産)として残るといいですね。

選手のみなさんが、最高のパフォーマンスをできますように!
そのパフォーマンスを、たくさんの人が目の前で楽しむ一週間になりますように!

<この記事を書いた人>
ゴウ/広報戦略部 クリエイティブディレクター
神戸市在住のフリーライター。ソーシャル経済メディアNewsPicksや、京阪神エルマガジン社のメディアで活動。神戸市の施策を書いた記事が「わかりやすい」とnoteプロジェクトに召喚され、週1日だけ市役所の「中の人」に。役所ならではの用語や作法に「それ何?」とつっこみながら、どうやって役所のお堅い印象を和らげるか、日々頭をひねっている。
旅とバーとパンダが好き。

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