神戸の図書館が進化!最新のサービスでさらに便利に!
1月31日、神戸市の図書館(全12館)のシステムが生まれ変わり、新たなサービスが加わりました!
利用者の多い地域の図書館では窓口に列ができることもありましたが、今回のアップデートで人との接触や混雑を避けるための先進的なサービスも導入されました。
何がどう変わったのか、新しくなった図書館サービスを広報戦略部の金田侑士が紹介します!
本の貸し出し・返却がスムーズに!
事前予約した本は、専用棚で受け取り&自動貸し出しができるようになりました!
【1.事前予約した本を専用棚で受け取る】
東灘・名谷・西の3館には、セルフの受け取り専用の書棚があります。
予約照会機でレシートを発行し、レシートに書かれた番号の書棚で予約した本を受け取ります。
目的の本がどこに置いてあるか探すのって大変ですよね。
レシートに書かれた受け取り棚の番号を見て該当の本を取り出すだけなのでとても簡単です!
【2.本を借りる】
自動貸出機にて、本の貸し出し手続きができます!
もちろんカウンターでの貸し出し手続きもできるので、本を借りる人が自動貸出機とカウンターに分散し、待ち時間が短くてすみますね!
【3.借りた本を返す】
借りていた本を返すときも、カウンターに行かなくてOK!
自動返却機にご自身で本をいれることで返却が完了できます(東灘・灘・名谷・北神・西の5館のみ対応)。
自動貸出機で借りた本以外も、こちらの返却口に返すことができます。
1冊ずつ、ゆっくりいれてくださいね。
新しい本との出会い方?「WEB書棚」
蔵書検索で本を探すときに新しい検索方法が追加されました!
名付けて「WEB書棚」です。
表示画像や概略をみながら、ホンモノの書棚を見る感覚で本を探すことができます!探したい本をピンポイントで探す方法と違って、思いがけない本と出会えるかも!?
スマホで本が借りられる!
神戸市図書館ネットワークサービス(K-libネット)に登録すると、図書館の利用がもっと便利になります!
まず、スマホが図書館カードの代わりになります!図書館にふらっと立ち寄って借りたい本に出会ったけど、図書館カードを忘れてしまった……そんなときでもスマホがあれば一安心。
「前、借りた本、なんていう本だっけ?」そんなときは
以前、読んだ本をもう1度読みたいときにタイトルを思い出せない!なんてことはありませんか?でも、大丈夫! K-libネットの設定で「貸出履歴を残す」にチェックを入れると、自分が借りた本を記録として残すことができます。
座席もスマホで予約できる!
K-libネットに登録した人は、スマホから座席の予約ができるようになりました!
予約できるのは1週間先まで1人1枠、最大で2時間です。座席確保のために、朝から並ばなくてすみますし、混雑緩和になりますね!
もちろんWEBでの事前予約がなくても、図書館入り口に設置してある端末からも座席を予約できます。
座席予約について、詳しくはこちら。
マイナンバーカードがあるともっと便利に!
さらに!マイナンバーカードも図書カードになります!
窓口と自動貸出機でマイナンバーカードを使って本の貸し出し手続きができるようになりました(ご利用には事前の申し込みが必要です)。
もちろん、これまで通りの通常の図書カードでも本を借りることができますよ。
感想
今回新しくなった図書館サービスを体験してみて、非常にスムーズで驚きました!本の受け取りや、座席の予約利用など、いろんな図書館の活用方法があり、人がもっと集まる便利で快適な図書館の新しい姿が想像できた……そんな気がします。
今回ご紹介したサービス利用の流れは以下の動画をご覧ください。
今回は新しくなった図書館システムを紹介しましたが、図書館の魅力はこんなものではありません。図書館の真髄である司書やレファレンスサービスについては、こちらの記事をご覧ください。
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