【9/21開催】東遊園地で「ナイトピクニック」してみませんか?
ことし4月に生まれ変わった東遊園地、みなさん楽しんでいますか?
ベンチで一息ついたり、芝生にレジャーシートを広げてピクニックをしたりする光景が見られます。
利用者が思い思いの方法で楽しむ一方で、公園全体がお祭りのようになるイベントが開催されることも。
夜の東遊園地を楽しむ「ナイトピクニック」を、広報戦略部のゴウが紹介します。
パブリックな夜遊びを
ナイトピクニックは、7月から11月までの5カ月間、月に一度のペースで開催されます。すでに7月、8月のピクニックに「参加したよ~」という方も多いかもしれません。
ナイトタイムエコノミーを推進する神戸市が「神戸夜市」として助成するイベントのうちの一つです。
合言葉は「パブリックな夜遊びを」。
夜遊びという言葉が、ちょっと悪いことしてる感があってワクワクしますね~。
中でも9月は力を入れていて、21日(木)~23日(土祝)の3日連続開催!
平日が含まれているからこそ、仕事終わりに立ち寄れる気軽さがありますね。
テーマは「秋を迎える収穫祭」。おいしいものが出そろいますよ♬
8月のナイトピクニックに行ってきた様子をお届けするので、「こんな感じなんだな」とご覧いただければうれしいです。
映画発祥の地で無声映画
ナイトピクニックは月ごとにテーマが変わるのが魅力。8月は「公園でクラフトビールとシネマ」だったので、芝生広場でモノクロの無声映画が上映されていました。
ん? スクリーンのそばでキーボードを弾く男性がいます。
実はこの方、無声映画に音楽をつけて作品を盛り上げる「楽士(がくし)」なのです。
この日はいませんでしたが、無声映画に解説やセリフなどをつける「弁士」もありますよね。
無声映画は約100年前に制作されたものなので、正直、いま見ると拙さを感じるのかなと思っていました。しかし予想以上におもしろくて、たびたび笑い声が起こっていました。
気になっていた、あの店もこの店も
イベントですから、やっぱりグルメは外せません!
いわゆる「縁日の屋台」ではなく、神戸で実際にお店を営む飲食店がたくさん出店しています。
たとえば「酪と酵母」や「Nick」など、私が前から気になりつつ行ったことのなかったおしゃれなお店がたくさん!
(*9月の出店店舗は冒頭に埋め込んだInstagram投稿に載っているのでご確認くださいね)
見た目の良さと環境にも配慮して、飲み物の器は使い捨てのカップではなく繰り返し使えるワイングラスです。
映画イベントらしく、ピザやポップコーンを提供するお店も。
「映画発祥の地である神戸で無声映画を見る」というプリミティブ(原始的)な体験を、おいしいものと一緒に公園でできるなんて、すごく満足感がありました。
先日公開したジャズの話題と共通するのですが、「あ、わたし映画発祥の地のカルチャーを楽しんでるわ♬」って感じがいいんですよね。ちょっと企画者のみなさん、センス良すぎません?
憧れられるような景色を日常に
とても満足度の高いナイトピクニックがどんな思いで企画されているのか、東遊園地を運営する「アーバンピクニック」の稲葉さんに聞いてみました。
「今年のこの風景が、未来の観光になればいいなと。神戸の外の人が、『公園で過ごす神戸の人たちに混じってみたい』と思ってもらえればうれしいです」
「ナイトピクニックに限らず、東遊園地のコンセプトが『公園をメディアにする』なんです。たとえば今回のイベントを機に無声映画を知ったり、ミニシアター(小さな映画館)に足を運んだりするなど、日常生活につながるきっかけを提供できればと思っています」
なるほど。東遊園地が生まれ変わったとき、芝生でくつろぐ人々の様子を私は「ニューヨークのセントラルパークみたい!」と思いましたが、あながち大げさではなかったかも。セントラルパークの日常風景って、なんか憧れますもんね。
ナイトピクニック、9月の開催は21日(木)~23日(土祝)の3日間です。
テーマは「秋を迎える収穫祭」、21日は六甲アイランドでおこなわれている「神戸マルシェ」とコラボしますよ。
10月は29日(日)に「満月を楽しむワインピクニック」
11月は25日(土)、26日(日)に「夜風を楽しむ秋の夕暮れ」です。
日中はまだ暑いものの朝夕は涼しい日も増えてきましたから、ふらっと出かけてみてはいかがでしょうか?
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