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話題のAI「ChatGPT」に神戸市役所も聞いてみた!神戸の魅力ってなに?

半年前、神戸市で進められている事業や街の魅力を紹介するコラム記事の連載をスタートさせました。記事投稿サイトである「note」を使って、これまでに50本以上の記事を公開してきました!

毎月、広報戦略部という部署でチームメンバー、10人ほどが集まって会議を行いながら、今月出した記事はどうだったのか、どんな記事を書けばたくさんの人に読んでもらえるのかと、頭を悩ませています。

そんなとき、ちまたで噂の「生成AI」に記事のネタを聞いてみては?という話になりました。質問すると、AI(人工知能)が一定の回答を返してくれるんだそうです。

そこで、「これだ!」と猫の手、じゃなくて、AIの手も借りたい!ということで、思い切ってAIに質問してみました!


話題のAI「ChatGPT」に聞いてみた

今、ちまたで話題の生成AI「ChatGPT」って何?という方もいると思うので、ざっくり調べた内容を紹介します。

ChatGPTは「オリジナルのテキストを生成することができる人工知能ツール」です。対話型のサービスで、質問に答えてもらうことも、クリエイティブな詩や歌、エッセイ、短編小説、コードなどを書いてもらうこともできます。

出典:GIZMODOの記事

ということで、早速noteのネタを提案してほしいとAIに聞いてみました!

神戸の魅力を発信するnote「神戸市公式note」の新しいネタを3つ提案して

質問内容

1.神戸市内の歴史的建造物の魅力を紹介する記事
神戸には明治時代から現代に至るまで多くの歴史的建造物が残っています。例えば、旧居留地には西洋風の洋館が並び、北野町には日本家屋をモチーフにした洋風建築が多く見られます。このような建築物の魅力や歴史的背景を紹介する記事を作成することで、神戸の文化的魅力をアピールできます。

2.神戸のグルメ情報を紹介する記事
神戸は、日本有数のグルメ都市として知られています。有名なのは、神戸牛や明石焼き、六甲山のハーブ料理などです。神戸市内には、これらの名物料理を提供するお店が数多くあります。そこで、神戸市内のグルメ情報を紹介する記事を作成することで、地元住民はもちろん、観光客にとっても神戸の魅力をアピールできます。

3.神戸の自然の魅力を紹介する記事
神戸には、市街地から車で数十分のところに自然豊かな場所が多くあります。例えば、六甲山や摩耶山は、市街地からのアクセスが良く、四季折々の美しい景色や豊かな自然を楽しむことができます。このような場所の魅力やアクセス方法を紹介する記事を作成することで、神戸の自然の魅力をアピールできます。また、地元住民にとっても、神戸の自然を再発見するきっかけになるかもしれません。

AIの回答
「ChatGPT」の画面

すげー!

ほんとにアイデアを出してくれるんですね!まさに人と会話しているようです!

私たちの戦略とAIの意見はあってた?

では、私たちがこの半年で取り上げてきたネタは、AIが提案してくれた内容にどれぐらい沿っていたでしょうか?

提案「3」は、六甲山や摩耶山をテーマにした記事や、北区のサイクリンクの記事などこれまでにも神戸の自然の魅力を紹介してきました!

まだの人は、ぜひ見ていただければと思います。

ただ、提案「1」のように大々的に歴史をテーマにした記事はまだないので、早速アイデアとして活かそうと思います!

提案「2」のグルメ情報もいいですね!
私も、食べログやGoogleマップを見ながら、美味しいごはんやカフェなんかを探すのが好きですし、神戸は魅力的なグルメが多く、食都神戸をもっとアピールしていければなと思いました!

公務員のイメージをAIに質問してみたら

フワッとした質問にもAIは答えられるんでしょうか。

公務員のイメージは?

質問内容

公務員のイメージとしては、以下のようなものがあると思われます。

1.安定性が高い:公務員は、一度採用されたら、安定的な雇用が保障されるため、将来的な不安が少ないというイメージがあります。

2.給与が安定している:公務員は、民間企業に比べて給与が安定しているとされています。

3.役所勤めというイメージ:公務員の中でも、特に地方自治体や国の省庁で働くイメージが強いです。

4.真面目で誠実な人が多い:公務員は、国民のために働くことが使命感とされているため、真面目で誠実な人が多いというイメージがあります。

5.業務効率が低い:一方で、公務員は、業務効率が低いとのイメージもあります。業務に時間がかかり、手続きが複雑だとのイメージがあるためです。

6.働き方が保守的である:公務員の働き方は、時間に厳しく、割に合わない残業をしているイメージがあるため、ワークライフバランスが悪いとされています。

7.就職難易度が高い:公務員は、採用試験が難しく、そのため就職難易度が高いとされています。

ただし、公務員の仕事内容や働き方は、職種や勤務場所によって異なるため、上記のイメージはあくまで一般的なものであり、必ずしも当てはまらない場合もあります。

AIの回答
「ChatGPT」の画面

「5.業務効率が低い」・・・くぅー!言われてしまいました!

恐るべしChatGPT、人が言いにくいこともズバッと言ってきます。

一方で、「6.働き方が保守的である」の説明文には、ワークライフバランスが悪いとありますが、このように、「じっさいどぉなん?」と思う内容も含まれていることがあります。

自治体でAIを使ってみた感想

今回、話題のAI「ChatGPT」を使ってnoteのネタを探ってみました。

こういうテクノロジーはすごく便利な一方で、使う側のリテラシーも求められ、悪用されないように気をつける必要もあるなと思いました!
また、神戸市は「スマート自治体」の実現を目指す姿に掲げているので、新しい技術を積極的に活用し、暮らしやすい街の実現につなげていくとともに、AIに「業務効率が低い」なんて言われないように頑張りたいですね!

ほかにも、神戸市のnoteでこんな記事を書いてほしい、こんなことを取り上げてほしいなどありましたら、コメントをぜひ残していただければ幸いです。

<この記事を書いた人>
金田 侑士/広報戦略部ホームページ監理官
いくつかの民間企業でIT分野での勤務経験を経て、2021年4月に神戸市役所に採用。現在は、市民が知りたいことを探せる公式ホームページ・FAQを構築するために日々奔走している。将来的には、市民が庁舎を訪れたり、電話をかけたりせずに困りごとを解決できるようなコンタクトセンターを実現したいと構想している。

「デジタル市役所」を見据えた変革へ 神戸市が即戦力を採用

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